野良フリー速報

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    【政治経済】年金制度に「不安感じる」83% 世論調査【ネットの反応】

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    NO.7572360
    年金制度に「不安感じる」83% 世論調査
    年金制度に「不安感じる」83% 世論調査
    NNNと読売新聞が週末に行った世論調査で、国の年金制度に「不安を感じる」と答えた人は8割を超えた。

    世論調査で、国の年金制度に不安を感じるかたずねたところ、「不安を感じる」は83%、「感じない」は14%だった。

    夫婦の老後の生活に、年金のほかに2000万円が必要とする金融庁の審議会の作業部会の報告書を麻生金融担当相が受け取らなかったことについては、「適切ではなかった」が72%、「適切だった」は14%にとどまった。

    こうした中、安倍内閣の支持率は53%で、前の月と比べ横ばいだった。

    一方、来月21日に投票が行われる参議院選挙について、「大いに感心がある」と「多少は関心がある」を合わせると7割を超えた。

    参議院選挙の比例代表で、どの政党に投票しようと思うかたずねたところ、自民党が40%、立憲民主党が10%、日本維新の会が6%、公明党が5%、日本共産党が4%、国民民主党が2%、社民党が2%、その他が0%で、「決めていない」は23%だった。

    投票にあたり最も重視したい政策については、「年金など社会保障」が38%で最も多く、「景気や雇用」が19%、「子育て支援」が17%、などだった。..



    【日時】2019年06月30日 22:23
    【ソース】日テレNEWS24


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    1 記憶たどり。 ★ :2019/07/01(月) 20:36:57.80

    http://buzz-plus.com/article/2019/07/01/aladdin-china-story-news/


    (出典 cdn.buzz-plus.com)


    ほとんどの日本人が知らないことだが、「アラジンと魔法のランプ」(以下アラジン)の舞台は中国であり、
    アラジンは中国人。そして悪い魔法使いは北アフリカ人なのだ。

    ・中国人の青年アラジン
    少なくとも1700年初頭には物語として「アラジン」は存在しており、1800年代の芸術家として知られる
    ウォルター・クレインは、アラジンの挿絵として中国人の青年の絵を描いている。
    そこには中国の生活文化が描かれており、アラジンは中国と日本の衣類文化をもとにした「創作服」
    (イメージだけで描いた文化的にありえない組み合わせの服)を着用している。

    ・オスマン帝国の君主の娘に惚れたアラジン
    また、アラジンと敵対する悪い魔術師は北アフリカ人で、現在のモロッコやチュニジアなどの出身とされている。
    ディズニー映画「アラジン」に登場するジャファーが、原作の魔術師にあたる。

    魔術師はアラジンの叔父さんという設定(というのは魔術師がついた嘘なのだが)。
    オスマン帝国の君主の娘(プリンセス)に惚れたアラジンは魔術師に魔法のランプを奪われ、
    妻や宮殿を北アフリカに転送されるなどして苦闘するが、魔法の力で闘い勝利する。


    (出典 cdn.buzz-plus.com)


    (出典 cdn.buzz-plus.com)


    (出典 cdn.buzz-plus.com)


    ・原作者が伝えたかった偽りのない物語
    「アラジン」の物語は改変されていき、かなり内容が違う世界観とストーリーが誕生。
    近代までどんどん改変されていった「アラジン」だが、多くの人たちが知っている「アラジン」は、
    ディズニーがさらに改変したものということになる。

    ・原作者が伝えたかった偽りのない物語
    つまりディズニーの「アラジン」は基本設定だけ同じ、原作とは別物の物語といえる。
    この件に関して、おとぎ話や童話に詳しい編集者に話を聞いたところ「確かにアラジンは中国人ですし
    ディズニー作品のアラジンとは大きく違う部分があります」と語っていた。

    映画「アラジン」で感動した人は「真のアラジン」を調べてみてはいかがだろうか。
    原作こそ、原作者が伝えたかった偽りのない物語といえるだろう。


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    1 みなみ ★ :2019/07/01(月) 21:13:50.16

    2019-07-01 12:12
    http://news.searchina.net/id/1680238?page=1

    慰安婦問題などを巡って日韓関係が冷え込んでいる。日韓両国はともに米国の同盟国であり、両国が軍事衝突する可能性は極めて低いものの、中国メディアの今日頭条は28日、あくまでも仮定の話として、「もし日韓が軍事衝突した場合、勝利を収めるのはどちらの国か」を考察する記事を掲載した。

     記事は、日本と韓国の関係はこれまで「良好」だった時期はないと言っても過言ではないほど、微妙な関係が続いているとし、それは日本が朝鮮半島を侵略したことが根源にあると主張。さらに歴史問題だけではなく、竹島(韓国名:独島)をめぐる対立もあることを強調し、日韓の絶え間ない対立は両国の関係を悪化させ続けていると指摘した。

     続けて、日韓両国は米国の同盟国であり、日韓両国が軍事衝突すれば米国にとって利益はないと指摘し、米国がいるからこそ日韓は竹島問題などで衝突しないで済むのだと主張する一方、もし米国が制止せずに日韓の軍事衝突がぼっ発した場合はどちらが勝つのだろうかと疑問を投げかけた。

     これに対し、もし日韓の戦争が勃発すれば、海軍と空軍による戦いになると指摘。さらに、国防予算では日本の方が韓国より多いため、日本の方が優れた装備を持っていることが推測できると強調する一方、韓国軍は北朝鮮の脅威に備えるために米軍と頻繁に訓練を行っていてよく鍛えられていると推測されるほか、保有する戦車や軍艦の数は韓国の方が多いと指摘した。また、日本は憲法や米軍によって軍事面での大きな足かせが存在することから、実際に日韓が戦争すれば韓国が勝つ可能性が高いと主張した。

    以下ソースで
    ★1 2019/07/01(月) 19:24:50.14
    前スレ★2 https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1561980457/-100


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    世界遺産のために猫を殺すのか――奄美大島「猫3000匹殺処分計画」の波紋 #1 | ニコニコニュース



     環境省奄美大島で進める「3000匹の猫殺処分計画」が大きな波紋を呼んでいる。

     6月12日には参議院議員会館で計画の見直しを求める集会が開かれ、私も参加した。インターネットでの議論も噴出している。私が「週刊文春4月18日号で発表した特集記事「奄美大島世界遺産』ほしさに猫3000匹殺処分計画」は反響を呼び、朝日新聞社の言論サイト「論座」では「ノネコ管理計画へのイチャモン」と批判された。

     今回、その後の動きや、現地で活動してきた関係者の思いをここに記すことで、本当に多数の猫を処分する計画が妥当なのか、今一度奄美大島で認められている「殺処分の是非」を考えてほしい。(全3回の第1回)

    殺処分前提の計画だった

     環境省2018年7月、奄美大島で野生化した猫(=ノネコ)を捕獲する「奄美大島における生態系保全のためのノネコ管理計画(以下、ノネコ管理計画)」(2018年度~2027年度)をスタートさせた。奄美大島の山林に生け捕り用のわなを設置し、捕獲したノネコを収容センターで飼育する。飼育期間は、捕獲から1週間が目安で、その間に飼い主を募る。

    〈譲渡できなかった個体は、できる限り苦痛を与えない方法を用いて安楽死させることとする〉(ノネコ管理計画)

     捕獲目標は年間300匹で、それを10年間続けるという。

     計画の策定理由を私が問い合わせると、環境省は「近年、ノネコが国内希少種であるケナガネズミ、アマミノクロウサギ(以下、クロウサギ)などを捕食していることが自動撮影カメラや糞分析により確認され、生態系への被害が明らかなため」などと文書で回答した。

     保全生物学を専門とし、野生動物と人との軋轢について研究する川口短期大学の小島望教授は、「殺処分を容易にするような仕組み」と批難する。奄美市環境対策課内にあり、現地でノネコ管理計画に取り組む「奄美大島ねこ対策協議会」に小島教授が聞き取り調査をすると、「本計画は殺処分が前提だ」とはっきり言われたという。

    「計画書にあるように“譲渡に努め”るなら、もっと飼育期間を長く、そして捕獲情報の告知に力を注ぐべきでしょう。現状は多くの猫を『ノネコ扱い』にして、速やかに効率的に猫を殺処分したいという意図が働いているといわざるを得ません。そもそも私はノネコという定義を満たす、すなわち集落に全く依存せず野生の状態で生きている猫はほとんどいないと考えています」(小島教授)

    “ノネコ扱い”とはどういうことか。

    野良猫とノネコの線引きとは?

     国内ではペットとして飼われている猫を「飼い猫」、集落で人から餌をもらっている猫を「野良猫」、人手を離れて自然の中で自立している猫を「ノネコ」と定義している。動物愛護法では猫を「愛護動物」とみなし、みだりに殺したりすれば2年以下の懲役か罰金が科される。一方で、ノネコは鳥獣保護法の「有害鳥獣駆除」という形で自治体が捕獲することが可能になる。行政が野良猫を殺処分すれば「殺処分数」としてカウントされるが、ノネコとして捕獲し、殺処分する形なら殺処分数にカウントされない。

    「つまり、ノネコの定義に当てはまらない猫にまで枠を広げて、ノネコ扱いにして処分すれば、環境省が掲げるペット由来の猫を極力殺処分しない方針とも調整がとれるということです」(同前)

     実際、野良猫とノネコに明確な線引きはない。

     本計画に関わったA氏も「目の前にいる猫が飼い猫野良猫かノネコかというのは実証不可能」という。

    森林部にいる猫はとりあえず捕獲

    「本当に識別するのなら猫の毛をとってDNA鑑定をしたり、胃に人由来の食べ物が入っているかどうかをチェックしなければならない。この概念にぶらさがっている限り、実行的な政策はできません。

     ですからクロウサギが猫に食べられないように、森林部にいる猫は野良猫であろうが、ノネコであろうがとりあえず捕獲する。捕獲された猫のうち所有者がいる、つまり飼い猫なら返還をする。所有者がいない猫は譲渡の機会を与える。譲渡の機会を得られなかった個体は残念だけど殺処分をする。そうして猫の繁殖スピードより、捕獲スピードをあげていかなければ生態系は維持できないでしょう。ですから“これしかない”というか妥当な計画だと思いますね」

     たしかに猫の繁殖スピードはすさまじく、気候によっては1年間に3回の出産、それも1回に5、6匹の子猫を生む。A氏の理論は筋が通っているようにも感じられる。

     だが「有害鳥獣駆除」を適用して猫を殺処分するにあたり、現状、本当に生態系が維持できていないかを勘案しなければならない。

     2016年度奄美希少野生生物保護増殖検討会でB委員が次のような発言をしている。

    〈ひとつ重要なことはアマミノクロウサギにしてもケナガネズミにしても(中略)回復しているのです。世界中が見ても私が見ても奄美大島素晴らしい成果が出ていると思います。そういう成果があがっているところで、むやみに猫の問題を過大に問題視する必要はない。(中略)特に世界自然遺産の登録の時に過大に問題を表沙汰にするというのは、あまりよいことではない。誰も得しない〉(2017年2月18日の議事録)

     ノネコ管理計画がスタートするおよそ1年半前のことだが、この言葉は生態系保全できないほど猫は希少種を食べていないという根拠になるのではないだろうか。

    世界自然遺産を勝ち取るためにノネコを排除

     また、このあいまいな定義による捕獲・殺処分計画を許容していくと、今後は希少種を守るためならば、どんな動物でも「有害鳥獣駆除」を適用し、捕獲して殺処分することが可能になるだろう。A氏も、猫以外への“応用”を匂わせる発言をしている。

    「第一弾が猫で、次はウサギとか鳥も視野に入れないと。来年(2020年)に(奄美大島が)世界自然遺産に登録されると私は考えていますが、そうなると数年後にIUCN(国際自然保護連合)の監査が入りますからね。そのときに猫をどれぐらいコントロールできているか、それ以外の外来種リスクは発生していないのかが重要です」

     そしてA氏・B氏のこれらの発言からもわかるように、「ノネコ管理計画」の遂行は、「世界自然遺産」が深く関与する。

     昨年5月、世界自然遺産への登録を目指してきた奄美大島を含む鹿児島県沖縄県についてIUCNは「登録延期」を勧告した。世界ではノネコのような外来種を排除する考え方が主流で、奄美大島が今後、世界自然遺産への登録を勝ち取るには、「外来種への対策」をさらに推進することも課題の一つとみられている。

    環境省担当者の見解は?

     奄美大島で「奄美大島ねこ対策協議会」とともに、ノネコの捕獲などを行う環境省奄美野生生物保護センターに話を聞いた。

    ――殺処分まで視野にいれた上での計画遂行、その上に成り立つともいえる世界自然遺産についてどう思うか?

    環境省としては、そこまでしてでも守らなければいけない自然が奄美大島にはあると考えている」

    ――(猫によって自然が)守られていないという根拠はない。

    「猫がクロウサギをはじめとした希少種を食べているのは事実」

    ――たしかに生きるために、猫もクロウサギなどを食べることがあるかもしれない。しかし生態系を維持できないほど食べているという根拠はあるのか。

    世界遺産の価値は顕著で普遍的な価値といわれている。その一つにクロウサギをはじめとするこの地域にしか住んでいない生き物というのがある。その数が増えていようが減っていようが、個体が食べられている。それ自体が世界自然遺産登録にマイナスになると我々は考えています。ウサギが増えている。だから対策をしなくて良いとは考えていない」

     生態系を守るために在来種(クロウサギ)が棲んでいる森林内から外来種(猫)を排除する。「どれくらいの割合まで減らす」という目標設定はなく、ゴールは「100%の猫排除」なのである。もちろんこの「ノネコ管理計画」――ノネコの生息状況調査や個体数推定および捕獲等にかかる人件費、センサーカメラ・箱ワナなどの消耗品費などには、私たちの税金が使われているのだ。

    第2回に続く

    クロウサギを守り、ノネコを殺す理由――奄美大島「猫3000匹殺処分計画」の波紋 #2 へ続く

    (笹井 恵里子)



    (出典 news.nicovideo.jp)

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    なぜ日本はブッダとイエスをイジれるのか | ニコニコニュース



    NHKドラマ聖☆おにいさん」の放送が始まった。原作マンガはブッダとイエス・キリストの同居生活を描くというユニークな人気作だ。なぜ日本で宗教を「ネタ」にした作品が共感を呼んだのか。宗教社会学者の岡本亮輔氏は「仏教とキリスト教は、日本では『信じないが知っている』という独特の存在になっているため、ネタ化することができた」と分析する――。

    ■タブー視しがちな宗教ネタをゆるく扱う

    ドラマ聖☆おにいさん」(NHK総合)の放送が始まった。原作マンガは、立川の安アパートで暮らすイエス(キリスト)とブッダのゆるい日常を10年以上にわたって描き続けている。この作品の魅力は、なんとなくタブー視しがちな宗教ネタを正面から扱ったことだろう。

    ブッダが横になってうたた寝すれば動物が集まってくるし、イエスろくろ回し中に笑えば原材料が石の粘土はパンに変わってしまう。聖霊はハトで表現するといったキリスト教画の文法もしっかり踏襲され、ネタとして使われている。キリスト教についてはどちらかといえばカトリック寄りであり、仏教については日本独特の伝統や習俗も踏まえながらギャグマンガとして成功している。

    しかし、なぜ『聖☆おにいさん』はイエスとブッダを題材にして成り立っているのか。ドラマの「製作」クレジットは、原作で2人が組んだお笑いコンビ名にちなんで「パンチとロン毛製作委員会」となっている。キリスト教と仏教についてはクレジットでまでネタ化されるが、両宗教とともに三大宗教の一つに数えられるイスラムは登場しない。「イスラムでは偶像崇拝がタブーだから」というのは十分な説明ではない。キリスト教でも偶像崇拝は禁止されているからだ。

    ■真剣に信じる人がマジョリティなら成立しない

    また『聖☆おにいさん』は、フランスでも『イエスとブッダの休日(Les Vacances de Jésus et Bouddha)』というタイトルで翻訳出版されている。フランスは世界でも最もキリスト教離れが進む国の一つだが、アマゾンフランスには20以上のレビューがある。その多くはギャグマンガとして評価したもので、「このマンガは神々を人間として描いています。設定も登場人物も普通ではなく楽しい!」といった肯定的な内容が多いが、真剣に信じる人を前提としたコメントもつけられている。

    キリスト教であれ仏教であれ、真剣に信じる人がマジョリティの国では『聖☆おにいさん』は成立しないだろう。宗教が社会のなかで特権的な地位を与えられ、世俗を超越したものとされるからだ。一定数の保守的なキリスト教徒を抱え、『ハリー・ポッター』ですら反キリスト教的として公開されない地域のあるアメリカや、初期仏教の戒律や伝統を重んじる上座部仏教の国では、『聖☆おにいさん』は厳しい批判を浴びてしまうだろう。

    日本にもキリスト教と仏教を信じる人々は存在するにもかかわらず、なぜイエスとブッダのネタ化が可能だったのか。この点を考えると、「信じない宗教」という日本の宗教文化の特徴が見えてくる。

    ■仏教と神道では「信じる」ことはさほど重要ではない

    文化庁が毎年『宗教年鑑』という報告書を出している。2018年度版によれば、神道系の信者総数は約8616万人、仏教系は約8533万人であり、合わせて1億7000万人を超える。総務省の推計では、日本の総人口は約1億2631万人(2019年1月1日現在)であり、神道と仏教の信者が人口を超えてしまう現象が起きている。

    これには、各宗教団体による報告数をそのまま掲載する『宗教年鑑』の調査法にも問題がある。だが、仮に信者数を半分に割り引いたとしても、日本人の2人に1人以上がなんらかの宗教の信者であるというのは、あまりに実感とかけ離れているのではないだろうか。

    私見では、「イエス救世主と信じる」というのと同じような意味での信仰は、日本の宗教文化にはなじまない。日本の伝統宗教である仏教と神道では、そもそも「信じる」ことはそれほど重要ではないからだ。

    ■神道には信じるべき明確な“内容”がない

    たとえば神道国際学会のウェブサイトには「神道とは何か?」を説明するページがある。要点を抜き書きすると、下記の通りだ。

    ・神道は古代から現代まで続く土着の民族宗教であり、アニミズム的な自然崇拝の性格が強い。
    ・各地にさまざまな慣習はあるが、宗教的体系はない。
    ・教祖もおらず、聖書のような教典もない。
    ・神道に神学はなく、氏子は信者ではない。

    要するに、神道は信じるか信じないかという以前に、そもそも信じるべき明確な内容を有していない。だからこそ、明治維新以降の王政復古では、「神道は宗教ではない」というレトリックが可能になったのだ。そして現在でも、ある神社の信者数(=氏子)は、その地域の住民数として報告されるのである。

    仏教の場合、神道よりも確固とした教学の伝統がある。大ざっぱに言えば、仏教が日本に伝来したことで、それまであった漠然とした自然崇拝があらためて神道という独特の宗教観として、それなりに形成された。

    しかし、高い抽象度と論理性を備えた仏教の教義が一般民衆に浸透しているかというと、それはまた別の話だ。曹洞宗は定期的に自宗の調査を行っているが、そこから見えてくるのは、先祖供養という本来は仏教とは無縁の実践の広がりである。

    ■仏教信徒が参加する「行事」は先祖供養と草むしり

    例えば2012年の『曹洞宗檀信徒意識調査報告書』では、寺で行われる各種の行事への参加率が明らかにされている。盂蘭盆会(59.3%)、春と秋のお彼岸(それぞれ43.1%と40.1%)といった先祖供養には、多くの信徒が参加している。また、草取り・掃除(34.1%)や除夜の鐘(22.6%)といったイベントも、そこそこの参加率である。

    だが、釈尊降誕会(23.5%)、涅槃会(18.6%)、成道会(9.6%)といった信仰と深く関わる行事、さらには坐禅会(8.8%)という曹洞宗の教えの根幹に関わる行事の参加率は低調なのである。要するに、寺の行事にかかわる動機は先祖供養が大半であり、報告書の表現を借りれば、信徒は「それを習慣として位置づけている」のである。

    ■曹洞宗の掲げる葬儀の意味が浸透していない

    さらに、相澤秀生・川又俊則(編)『岐路に立つ仏教寺院』(法藏館)は、2015年の調査データも踏まえながら、現代仏教の実態を描き出している。ここでは、日本人が最も仏教と関わる局面である葬式について見てみよう。

    「葬儀はなんのために行うのか」を信徒に尋ねたところ、「故人を成仏させるため」(58.3%)という回答が最も多く、その次に「遺族が故人を弔うため」(30.2%)が多い。一方、「残された者の心の救済」「故人の死を世間に知らせるため」「慣例的な人生儀礼だから」といった回答は10%に満たない(第4章「人口減少社会における葬儀と寺檀関係」より)。

    1位の回答には「成仏」という仏教用語が含まれており、宗教的な回答に聞こえなくもない。だが他方で、「死者が最終的にどのような存在になるのか」を聞いた質問では、「先祖」が32.3%で最も高く、「ホトケ」は17.7%にとどまる。さらに、「何かになることはないけれども存在している」(13%)や、「わからない」(12.1%)という回答もホトケに匹敵する割合を示すのだ。

    こうした状況を分析した仏教研究者の相澤氏は、檀信徒にとっての成仏とは、曹洞宗の教えでいう仏弟子になることではなく、「曹洞宗の掲げる葬儀の意味が檀信徒に広く浸透していない実態が透けてみえてくる」としている。

    ■大半の日本人は教えに共鳴したわけではない

    そもそも、現在でも日本人の多くがどこかの寺の檀家になっているのは、江戸時代、幕府によって寺が民衆統制の出先機関に指定されたためである。どこかの寺に所属することで、当時禁止されていたキリシタンでないことを証明し、寺はそれによって檀家という比較的安定した経済基盤を獲得したのである。

    このように、神道も仏教も、大半の日本人はその教えに共鳴して選択したわけではない。個人の信仰とは異なる次元で関わるのが両宗教なのだ。神道は地域というコミュニティ単位、仏教は寺という家単位で関わるものであり、個々人が神仏や極楽浄土についていかなる信念を持っているかとはあまり関係ないのである。

    ■日本にはキリスト教の豊かな歴史がある

    一方、キリスト教の場合、神道仏教とは事情が異なる。カトリックであれ、プロテスタントであれ、キリスト教には精緻に組み上げられた信仰体系が存在する。世界はいかにして始まり終わるのか、人の命はどのようなものであり、また人と自然がどのような関係にあるかも語られる。さらに、プロテスタント宗教改革は、聖書を知的に受容する信仰が最重要であることを説いた。

    フランシスコ・ザビエル来日以来、日本には豊かなキリスト教の歴史がある。江戸期に厳しい禁教と弾圧も行われたが、それを乗り越えた歴史文化が、昨年、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界遺産登録された。その構成資産を見れば、本土だけではなく、五島列島のような離島にまでキリスト教文化が根付いていたことがわかる。

    明治以降も、近代化の手本である欧米の宗教として、キリスト教は日本で大きな影響力を持った。キリスト教系の学校に名門が多いことは、そのひとつの証左だろう。上智大学立教大学、聖心女子大学、明治学院大学南山大学同志社大学などだ。これらの多くは、明治期、宣教師たちが来日したことがきっかけで創立された。外国人居留地のあった築地には、こうした学校の創立を記念する碑がいくつも残されている。

    また、筆者が暮らす札幌にも、藤女子大学、天使大学、北星学園大学などキリスト教系の大学は多い。国立である北海道大学でも、前身の札幌農学校の初代教頭を務めたウィリアム・スミス・クラークキリスト教について講じていた。クラークの滞日は1年にも満たないが、農学校にキリスト教文化を根付かせ、のちに内村鑑三、新渡戸稲造、宮部金吾といった代表的なキリスト者を生み出している。

    ■キリスト教信者は総人口の1%前後

    だが現在、キリスト教の国内の信者数はふるわない。日本のカトリック中央協議会によれば、2017年の信者数は約44万人である。カトリックは、札幌から那覇まで大都市を中心に「教区」という単位に分割されている。東京教区は人口1980万人に対し、カトリック信者は約9万7000人。人口の0.5%未満だ。それでも16の教区のうち、2番目に割合が高い。最も信者率が高いのは長崎教区の約4.3%だが、そもそも教区人口が少ないため、信者数は6万人程度にとどまっている。

    カトリックの44万人にさまざまなプロテスタント教会の信者数を合計しても、日本の総人口の1%前後と見積もられる。日本のキリスト教は、文化や芸術、あるいはクリスマスのようなイベントとしてはなじみがある。井上ひさし、遠藤周作、曽野綾子といったクリスチャンの作家も親しまれてきたし、国内外を問わず、旅先で高名な教会を訪れる日本人観光客は多い。しかし、「信じる」という形で接する人は常に少数であり、神道仏教とは異なる意味で、信者なき宗教なのである。

    聖☆おにいさん』はなぜロン毛とパンチなのか。2つの宗教が日本で禁止されていたり、まったく関心をもたれていなかったりすれば、細かい知識を前提とした面白さは失われてしまう。「信じないが知っている」という独特の関係でキリスト教と仏教に接してきた日本独特の宗教風土が、同作を成立させているのである。

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    岡本 亮輔(おかもと・りょうすけ
    北海道大学大学院 准教授
    1979年、東京生まれ。筑波大学大学院修了。博士(文学)。専攻は宗教学と観光社会学。著書に『聖地と祈りの宗教社会学』(春風社)、『聖地巡礼世界遺産からアニメの舞台まで』(中公新書)、『江戸東京の聖地を歩く』(ちくま新書)、『宗教と社会のフロンティア』(共編著、勁草書房)、『聖地巡礼ツーリズム』(共編著、弘文堂)、『東アジア観光学』(共編著、亜紀書房)など。

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    ドラマ「聖☆おにいさん」(NHKウェブサイトより)


    (出典 news.nicovideo.jp)

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